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STAP細胞 笹井芳樹氏 自殺 [医療]

今年一月、再生医療の最先端として言われたが、しばらくして捏造、改ざんがあり2ヶ月後に論文を解体するなどとして話題となった小保方晴子氏のSTAP細胞ですが、

8月5日、その研究に携わり理化学センターに認定された小保方氏の上司であった笹井芳樹氏が自殺した。

神戸市先端医療センター5階の踊り場で、ひもで首を吊っていたという。

現場からは小保方氏宛の遺書などが見つかっており、そこには、「あなたのせいではない、必ずSTAP細胞を実現して下さい」と書かれていた。



笹井氏は、京都大学医学部を卒業後、カリフォルニア大学(UCLA)医学部客員研究員などを経て、1998年に36歳の若さで京都大学教授に就任した。

そして彼は受精卵に手を加えて細胞を形成するES細胞を研究し再生医療をリードした。

その他にも、世界に先立て脳の一部を作り実験に成功していたりと

日本のみならず世界でもトップクラスの科学者だといわれていた。


そして今回のSTAP細胞の件で論文責任者の一人となり小保方氏を指導し、今年一月の記者会見に同席。
しかし、捏造、改ざんと指摘された理研調査委員会の最終報告では、指導者としての責任は重大といっていた。

理研の野依良治理事長は「驚がくしている。世界の科学界にとって、かけがえのない科学者を失ったことは痛惜の念に堪えない」とコメントしている。

笹井芳樹氏を失った事によって日本の再生医療は大きな傷覆う事になるであろう。
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